バストは?下半身は?
卒乳後の体形の変化

2016.11.18

卒乳したら下半身が太くなった!?
それは栄養不足が原因かも

多くのママが妊娠中から授乳期に、胸が大きくなりますよね? これは、胸づくりをサポートするエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌量が通常より多くなるから。個人差はありますが、通常の500~1000倍もの女性ホルモンが分泌されるとも言われています。
女性ホルモンの分泌量は、授乳が終わるころになると妊娠前の普段の状態に戻っていきます。そのため、授乳が終わるころになると胸の大きさも妊娠前のサイズに戻ります。

また、卒乳するころになると「もしかして太った!?」と感じる人も多いよう。特に下半身が太くなったと感じることはありませんか。体重が著しく増加しているわけではないのであれば、それは太ったのではなく、栄養不足が原因かも。
母乳は、鉄分やタンパク質を多く含んでいるので、ママはそれらの栄養素が不足しがち。タンパク質には水分を運んでくれる役割があるので、タンパク質不足から老廃物が溜まる、水分不足になるといった状態になり、むくんでしまうこともあります。その症状は、特に下半身に出やすく、太ももやお腹まわりにセルライトができてしまうことも。

妊娠・出産によってホルモンバランスが崩れ、血液やリンパの流れが悪くなりやすい状態なうえ、授乳によってタンパク質不足になり、さらにその状態を悪化させているということも考えられます。
授乳中から不足しがちな鉄分やタンパク質をしっかり摂ること、また、卒乳後もそれらの栄養素を意識して摂るように心掛けましょう。鉄分はレバーや牛赤身肉、ひじき、ほうれん草、大豆製品などに多く含まれています。タンパク質が豊富なのは、肉類や青魚、チーズなどの乳製品、豆類など。適度な運動も血液やリンパの流れを促すのでおすすめですよ。

■まとめ

授乳によって水分を運んでくれるタンパク質が不足

老廃物が溜まる、水分が不足するといった状態に

下半身が太くなる、太ももやお腹まわりにセルライトができる

■解決法

授乳によって不足しがちな鉄分、タンパク質を摂る!
適度な運動で血液、リンパの流れを促す!

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